●「就職活動を通じて企業の印象が変化することがあった」学生は8割以上に (2013年10月09日)
電通総研により、企業向けブランドコンサルティングの強化を図るため、2014年度の内定者(内々定者)の大学4年生および大学院2年生を対象に、就職活動が企業ブランドやブランドに及ぼす影響について把握するための調査が行われました。
就職活動を行う学生(短大生・大学院生は除く)は約42万人存在しており、1人当たりの受験企業数は、平均51社に。8月30日~9月1日の期間で実施された「就職活動振り返り調査」では、就職活動中に受けた企業の印象や経験によって、当該企業やその企業の商品やサービスに対する意識が変化することが分かりました。
実際、「就職活動を通じて企業の印象が変化することがあったか」と聞いたところ全体の83.2%が「変化があった」と回答。どのように企業の印象が変わったかということについては、「CMが目につくようになった」から「商品/サービスを購入・利用したくなった」など、企業ブランドを体験する場としての回答が多くありました。
全体の53.0%が「印象が良かった企業の商品/サービスを購入・利用したくなった」と回答し、またそのうちの63.0%が「印象が良かった企業の商品/サービスを実際に購入・利用した」と回答。
また、全体の49・5%が「選考過程で会った社員の表情・話し方」に注目していると回答。女性だけの数値では60.4%にも上りました。
以上のことを企業側の視点から捉えてみると、企業にとっての「就職活動期間」とは、将来自社で働く社員を見つける採用の期間であると同時に、学生を未来の顧客と想定し、企業価値や商品価値を伝えることができる、きわめて重要な機会であると言えます。
人と人との出会いも縁。そして、企業と学生との出会いも縁です。お互いにその一期一会を大切にしたいものですね。
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投稿者 kksblog : 2013年10月09日 09:55