●『スティグリッツ公共経済学』電子教科書の活用実験開始、マルチデバイスに対応 (2013年10月03日)
青山学院大学・京セラ丸善システムインテグレーション株式会社・株式会社東洋経済新報社の三者により、青山学院大学 経済学部 現代経済デザイン学科で、翻訳教科書『スティグリッツ公共経済学』の電子教科書活用実験が始まりました。
同大学の現代経済デザイン学科では専門科目「公共経済学Ⅰ」(1年次・後期・必修)の教材として株式会社東洋経済新報社が発行する翻訳教科書『スティグリッツ公共経済学』を使用。この度経済学の教科書として日本で初めての電子配信を行い、1年生の約半数にあたる70名に貸与したタブレット端末(iPad mini/Nexus7)で活用実験を行っています。
電子教科書の活用は専門書の持ち運び負担の軽減や、検索機能を利用して教科書を辞書のように活用するなどの学習の効率化が期待できるとのこと。
この電子教科書配信サービスでは、複数大学で電子学術書籍の配信に採用されている「BookLooper」を使用。「BookLooper」は学術・研究・教育分野における電子書籍の活用・普及を目指し、実証実験で培ってきたノウハウをもとに開発されました。メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能をはじめ電子書籍のDRMや決済機能を備えているのが特長的です。
「授業の実質化」が求められる中、こうした電子教科書の特性を生かした知識定着を促すため、来春より経済学部生全員に電子教科書を順次導入することが検討中されています。
どの学生にとっても、より良い学習環境が実現するといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年10月03日 13:33