●案外お魚を食べている小学生 でも骨のある魚の食べ方は?お箸の持ち方は? (2013年10月02日)
Benesse教育情報サイトでは、小学生の保護者を対象に「お箸と魚」をテーマとしたアンケートを実施しました。これによると、子どもが「お箸を正しく持てる」と答えた保護者は7割近くでしたが、魚の食べ方については「やや下手」との回答が最も多くなりました。
お箸の持ち方について学年別に見ると、低学年、中学年、高学年いずれも「持てる」との答が7割程度、「持てない」が3割弱という結果でした。低学年の頃から正しく持っている子が多いものの、成長と共に持てるようになる、とは限らないようです。
お箸を「正しく持てる方がいい」と考える保護者は9割近く、実際に「持ち方の矯正をしている」保護者は約5割でした。その矯正のしかたですが、低学年、中学年では「矯正用箸」を使っている割合が若干多く、全体の1/4程度います。しかしいずれの学年でも「口頭での注意」が最も多く、特に高学年では6割以上が口頭のみでした。高学年ともなると道具を使って矯正することに反発するでしょうし、親としては悩みの種でしょうね。
続いて魚料理についてですが、家庭の食事に魚料理が出てくる頻度は、週1〜2回が6割弱と最も多くなり、週1回以上と見ると8割以上でした。よく食べる魚は「サケ」、調理方法は「焼く」がそれぞれ最も多く、9割以上とダントツでした。魚の種類については、サケに続いてサバ、サンマ、アジ、マグロと青魚が続いています。また調理法は刺身・たたき、煮る、フライなど、比較的手軽に作れるメニューが多いようです。
子どもの好きな魚については、刺身でも食べられる、骨の少ない魚が上位に入っているようです。子どもは骨のある魚を食べるのが上手か、という質問には、「上手」が46.2%、「下手」が53.8%と、やや「下手」の方が上回っているものの、ほぼ半々でした。
骨をよけながら魚を食べるのは面倒くさい、箸なんて正しく持たなくても食べられる、という子どもの主張も、分からなくはありません。それでもキレイに食べられる方が、正しく持っている方がかっこいいですよね。親も頭ごなしでなく、その気にさせる言い方を考えてみる、なんてどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2013年10月02日 09:21