●学習アプリの使い方 パソコンは「じっくり」スマホは「いつでもどこでも」 (2013年10月01日)
eラーニングを手がける株式会社デジタル・ナレッジはが運営する「eラーニング戦略研究所」は、全国の学習アプリの利用者100名を対象に、学習アプリの利用に関するアンケート調査を実施しました。これによると、パソコンでの学習アプリでは「学習効果を期待」する人が多く、タブレット・スマートフォンでは「スキマ時間に勉強ができる」ことを重視している人が多いようです。
日常的に学習アプリを利用している人の年齢層は、10代から高齢者まで実に幅広く、利用端末としては「パソコン」が81%、「スマートフォン」が36%、「タブレット」が27%となっています。学習アプリの利用場所や学習時間は、この利用端末によって違いがみられました。
パソコンを使うのは「国家資格」「ビジネス系講座」の学習に励む男性が多く、まとまった時間を学習にあてているようです。一方、スマートフォンを利用しているのは、15分未満の短い空き時間に「語学」「趣味系資格」を学ぶ女性が多い傾向が見られました。
学習アプリの効果については利用者の59%が良い評価をしており、その理由として「覚えやすい」「脳への定着が良い」といったことを挙げています。スマートフォン・タブレット利用者からは「手軽にちょこちょこ勉強できる」「いつでもどこでも好きな時間に学習できる」といったメリットが聞かれました。その一方で、「苦手問題の集中出題」「学習履歴・成績管理」がアプリ改善のカギになっているようです。
評価やフィードバックにより、ユーザーの声が制作者に届きやすいことも学習アプリの利点でしょうね。お気に入りのアプリを見つけて、何歳になっても学習し、自分を高めたいという気持ちを忘れないでいたいものです。
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投稿者 kksblog : 2013年10月01日 17:02