●中学生が作った質問で判定「ネット依存度」アンドロイド、iOSアプリで登場 (2013年10月14日)
株式会社サンロフトにより、中学生自らのネット依存度をチェックするためにまとめたコンテンツがアンドロイド版およびiOS版のアプリとして公開されています。
このコンテンツは平成25年度文部科学省委託「青少年を取り巻く有害環境対策推進事業」中学生ワークショップ「かしこく使おう!インターネット」で、中学生がネット利用における課題を認識し、状況の改善に結びつけることを目的に取り組んだ成果物です。
同ワークショップの主催はネットの安全利用の啓発活動に取り組む母親グループNPO e-Lunch。また、情報モラルやメディアリテラシーが専門の静岡大学教育学部塩田研究室の学生たちがリーダー役を務め、中学生が「ネット依存」について話し合う場が設けられました。
同アプリを実際にダウンロードして使ってみると、中学生の各班が考えたネット依存度チェックと、保護者の考えたネット依存度チェックを受けることができました。あてはまるものにチェックをしていくと、点数と依存度、そして一言アドバイスがもらえます。
中学生の視点から作られた質問はさまざまで、「用もなくケータイ、スマホなどを使ってしまう」といったものや、「ネットができなくなると死んでしまう」といった極端なもの、「1日5時間ネットを使う」といった具体的なもの等が含まれています。
株式会社サンロフトでは、スマートフォンの普及により、中高生のネット依存による生活習慣の乱れや体調不良などが社会的問題になっていることから、アプリ化して広く提供することで、ネットの適切な利用を考える一助になれば、としています。
自分ではなかなか気づきにくいネット依存ですが、こうして知る手段があると、子ども自身が「このままではいけない」という危機感を持つことができるかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2013年10月14日 12:48