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●教育産業市場は前年より4年ぶりにプラス成長~矢野経済研究所 (2013年10月25日)
矢野経済研究所が、国内教育産業市場の調査を実施しました。
教育産業市場とは、学習塾・予備校、英会話・語学学校、資格取得学校、資格検定試験、カルチャーセンター、幼児英才教育、企業向け研修サービス、eラーニング、幼児向け通信教育、学生向け通信教育、社会人向け通信教育、幼児向け英語教材の主要12分野をさします。
調査結果から、2012年度教育産業全体市場は前年度比1.7%増の2兆4,626億で、4年ぶりにプラス成長であることがわかりました。
特にプラスが目立つのは、前年度比3.3%増の英会話・語学学校市場。企業のグローバル化、小学校の英語必修化に伴い市場は拡大しているようです。また、通信教育市場は前年度比2.5%増で、学生・社会人向けが好調に推移しています。学習塾・予備校市場は前年度比1.5%増で、個別指導塾の伸びが牽引し、市場は3年連続拡大しています。企業向け研修サービス市場は前年度比3.3%増ですが、顧客数は増加するも単価は下落傾向です。
一方、大きく減少しているのは、前年度比2.3%減の資格取得学校市場で、9年連続の縮小です。資格検定試験市場は前年度比0.7%減。語学系試験は好調に推移するも、法律系や財務・会計系などの試験が低迷しています。eラーニング市場は前年度比3.9%減。引き続き学習ソフトウェア市場が低迷しています。
教育産業市場の中でも、社会のニーズの影響で、分野により増減がずいぶん変わることがわかる結果ですね。
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投稿者 kksblog : 2013年10月25日 12:05
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