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最近の給食は、郷土料理や地元の名産品を使ったメニューなど、多種多様になってますが、子どもに人気のメニューは定番の品のようです。1位のカレーライスは、特に低学年で人気。なお、エリアによって好みが分かれるメニューもあり、中国・四国地方では「冷凍みかん」、関東地方では「揚げパン」、東海地方、北陸・甲信越地方では「ソフト麺」がそれぞれ他のエリアより人気が高い結果でした。

母親たちがもう一度食べたいと思う給食メニューは「揚げパン」が最も多く、次いで「ソフト麺」、「カレーライス」、「くじら料理」でした。その当時は給食は“食べ残しをさせない”指導が行われていましたが、今の小学校は“少しずつでも食べられるように”促す指導が主流。母親としても7割以上がその指導を望んでいます。

給食と通じて身につけてほしいことは、“食事がとれることの大切さやありがたさ”、“食事に関する知識”。また、「地元の食材や食文化」を学ぶことも期待しています。

給食の食材については、地元食材や産地の公開、国産品に対する意識の高さがうかがえます。特に放射能対策については関心が強く、放射能検査の義務化や国の基準値よりも厳しい独自基準を求める声が多く聞かれました。

子どもにとっては、楽しくておいしくて大好きな給食ですが、母親としては給食を通じて「社会での協調性」や「助け合いの精神」を学んでほしいとも感じているようです。毎日の充実した給食の話題を親子できるような学校生活が送れるといいですね。

「学校給食に関する調査2013」 | パルシステム生活協同組合連合会