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国立科学博物館の企画展「日本のアザミの秘密」開催中です。 (2013年09月24日)

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国立科学博物館では、9月18日(水)から11月10日(日)までに間、日本館1階企画展示室で、「日本のアザミの秘密」と題した企画展を開催中です。アザミといえば日本の秋を代表する植物の一つで、私たちの身近に生息しています。それは日本には多様なアザミが日本の北海道から沖縄まで、全国津々浦々で見ることができなじみがある植物だからです。このアザミと人との関わりや、研究者がどのような取り組みをしてきたかなどを紹介されているということです。

展示の内容は次のようになっています。
1. アザミとは …アザミの特徴についてパネルや模型で紹介
2. 日本のアザミの多様性 …日本に生息する150種ものアザミの中から代表的な種を実物標本や写真で紹介
3. ユーラシア大陸のアザミ …日本列島とユーラシア大陸のアザミ比較
4. 多様性の解明を支える地域の活動 …アザミの保護活動を紹介 ※福島の事例
5. 植物研究と国立科学博物館 …アザミの秘密を解明すべく活動する研究者の取り組み
コラム展示 アザミと人と …アザミと人との関わりについて紹介

10月19日(土)には、13:30~15:30まで日本館2階講堂にて『アザミの王国 日本列島』と題した講演会が開催されます。
「ムード派分類学からみた北海道のアザミ」梅沢 俊(植物写真家)
「蔵王連峰におけるザオウアザミの分布と変異」上野 雄規(東北植物研究会)
「アザミ解明の醍醐味:宮崎」斉藤 政美(宮城県総合博物館)
「なぜ日本のアザミはこれほど多様になったか」門田 裕一(国立科学博物館 植物研究部)
100名の募集があり、入場希望される方はホームページから10月3日まで参加申し込みができます。

アザミがキク科の植物であることや、150種もの多様性があることはあまり知られていないことかもしれませんが、どこにでも咲く凛とした紫の花のイメージはいつでも思い浮かべることができる馴染みのある花です。アザミを最もじかに感じられる企画展になりそうです。



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投稿者 kksblog : 2013年09月24日 21:42


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