●イマドキの子どもにかける教育費の実態を調査~ソニー生命保険 (2013年08月30日)
ソニー生命保険(株)が、小中学生の子どもを持つ20歳~59歳の男女に対し、『子どもの将来と教育費に関する調査』を実施しました。
調査結果から、夏休みは、家族の絆を深めたり子どものライフプランニングを考えたりするのに絶好の機会だと捉えている親が多いことがわかりました。
「夏休みの過ごし方は子どもの将来に影響する」「夏休みに家族の絆を深めたい」といった回答は7割を超えています。さらに「夏休みは子どもが将来を考える機会を設けたい」は8割超え、中学3年生の親では9割を超えています。1年で最も長い休みである子どもの招待に与える影響について、多くの親が関心を寄せていることがうかがえます。
それでは実際に夏休みに子どもにどんな体験をさせようと考えているのか聞いたところ、最も人気があるのは「自然活動体験(キャンプなど)」、次いで「工作・ものづくり体験」、「料理・お菓子づくり体験」です。キャンプなどの“夏ならでは”の自然体験や、“手作り”の要素がある体験が人気のようです。
子どもの将来に関する親の希望を聞いたところ、職業選択については「子ども自身で決めて欲しい」が9割超え、学歴については「高学歴を望む」親よりも「学歴は気にしない」と考える親が多い結果に。子どもの自主性を尊重し、子ども自身の意思で将来の進路を決めて欲しい、と考えている親が多数派であることがうかがえます。
子どもの将来に関する支援については、自己犠牲や経済的な支援をおしまないと考えている親が過半数。実際にどの段階まで経済的な支援を考えているのかを聞いた項目では、「大学卒業」までが7割超え、スポーツ・芸術などの分野でプロを目指す場合や留学する場合も金銭支援をするつもりの親が多いことから、子どもがどんな進路を選んでも金銭支援をしたいとする意見が多数派であることがわかりました。
子どもの学外学習費用、おこづかい、携帯・スマホ料金など、小中学生を子育てしている家庭では様々なシーンで子どもにお金をかけています。子育て世代の方々が今後の社会情勢や経済環境を不安視している様子もうかがえることから、ライフプランニングは重要となっていきそうですね。
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投稿者 kksblog : 2013年08月30日 13:58