●大学生にも「弁当の日」を 大学生のための持ち寄り弁当の日料理教室開催 (2013年08月29日)
2013年4月14日に東京で行われた“食でつながる!4.14 想いをカタチにする日”、これは「弁当の日」応援プロジェクトなどが開催したもので、ここに参加した学生たちが、各地で持ち寄り弁当の日を始めています。そこで東京ガス主催、「弁当の日」応援プロジェクトの協力で、「大学生のための持ち寄り弁当の日料理教室」が開催されます。
このイベントは大学生を対象にした“持ち寄り弁当レシピ料理教室”で、誰かのために食事を作ることは楽しい、みんなで食べるともっとおいしいという思いを、学生たちに共有してもらうためのものです。彼らの取り組みを調理面からサポートしていきます。
日時は2013年9月19日(木)13:30~15:30、場所は銀座にある東京ガス株式会社 「スタジオ プラス ジーギンザ」です。参加費は無料ですが、「弁当の日」応援プロジェクトのホームページから事前の申し込みが必要です。申し込み締め切りは9月5日(木)、定員36名、先着順の受付です。
そもそも「弁当の日」とは、2001年に香川県の小学校で始まった取り組みです。子どもが自分でお弁当を作って学校に持ってくること、そのとき、何を作るか決めることも、買い出しも、調理も、弁当箱に詰めるのも、片付けも、全て子ども自身がするのです。親も先生も、その出来具合について批評も評価もしない、という約束です。
この取り組みを通じて、子どもたちは感謝の心を知り、自己肯定感がはぐくまれていったということです。また失敗の中から多くを学び、生きる力を身につけています。大人たちもまた、「見守る大切さ」を知り、子どもの成長を通じて子育てを楽しいと思えるようになっています。
今回の教室の元となった「食でつながる!」のイベントは、大学生たちに今後訪れるだろう、恋愛、結婚、出産、家族といったライフイベントについて、どうやって向き合っていけばいいのかを考えるものでした。そこから、友達や恋人、家族への気遣いを形にできる「お弁当」について、調理教室ではもっと踏み込んで実感できる機会になりそうですね。当日作るメニューは、卵焼き、鶏のから揚げ、焼き野菜、カレーおにぎりといった、お弁当に最適かつ若者に人気のありそうなメニューです。
持ち歩いて傷まないか、汁がこぼれないか、中身が偏らないか、お弁当には普通に出す食事とはまた違った心配りが必要になります。その一つ一つが自分を、誰かを大事に思う心につながる道になるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年08月29日 14:39