●懐中電灯に非常食、常備薬…避難袋、用意している?「ママ調」アンケート (2013年08月28日)
花王株式会社が運営している、ママ向けのコンテンツ「全国一斉ママ友調査」略して「ママ調」では、9月1日の「防災の日」にちなみ、「避難袋(非常袋)は準備している?」というテーマでアンケート調査を行いました。その結果、避難袋を準備しているママは、全体の4割弱という結果でした。
結果は未就学児(幼稚園児・保育園児)のママ、小学校低学年(1~3年生)に分けて公表されていましたが、未就学児のママは36.7%、低学年のママは38.9%とどちらも同じくらいでした。2012年の調査では4割を超える結果だったことから、震災から年月を重ねると共に、防災対策への意識が薄れているようです。
また、災害が起きたときに家族が学校や職場など別の場所にいた場合、どのような方法で家族と再会するか、家族間でのルールについて聞いてみました。最も多かった回答が「待ち合わせ場所を決めている」というもの。具体的には「近くの大きな公園」「近所の小学校」「近くの高台」などが多く挙がっています。待ち合わせ場所を決めておくことで、たとえ家に戻ることが難しい事態になっても安心ですね。
家族一人一人が携帯電話を持っているなら、非常ダイヤル・伝言ダイヤルを利用するのも有効です。また「一斉送信メールでやりとりをする」というルールもありました。しかし東日本大震災のときには、お互いの安否や遠方に住む家族・親戚が連絡をとりたい、と電話回線が一時的に使えないような状態になった地域もあります。通話やメールよりもSNSが役立ったという話もありました。家族間で登録しておいて、いざというときの連絡手段にしておくのもいいですね。
東日本大震災では、地震や津波で直接的な被害を受けていない地域でも、物資が行き届かなくなる、原発事故による計画停電など、さまざまな影響がありました。「もしものとき」ではなく「いつ来ても大丈夫」という意識を持っておきたいものですね。
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投稿者 kksblog : 2013年08月28日 15:47