●「インターンシップの普及及び質的充実のための推進方策について」意見のとりまとめ (2013年08月26日)
「インターンシップの普及及び質的充実のための推進方策について」意見のとりまとめ
文部科学省で「インターンシップの普及及び質的充実のための推進方策について」意見の取りまとめが行われ、公開されています。
これは、「体系的なキャリア教育・職業教育の推進に向けたインターシップの更なる充実に関する調査研究協力者会議」の内容をまとめたものです。
インターンシップは、大学における学修と社会での経験を結びつけることで、学生の大学における学修の深化や新たな学習意欲の喚起につながるとともに、学生が自己の職業適性や将来設計について考える機会となります。そういったことから、主体的な職業選択や高い職業意識の育成が図られる、有益な取組であるといえます。
インターンシップ推進の経緯としては、平成9年、当時の文部省、通商産業省、労働省において、インターンシップの一層の推進を図るため、インターンシップに関する共通した基本的認識や推進方策を取りまとめた「インターンシップの推進に当たっての基本的な考え方」が、まず作成されました。
政府、大学、産業界においては、その「基本的な考え方」に沿って、インターンシップの普及・推進を図ってきました。文部科学省(文部省)においては、この一環として、インターンシップの意義や実施上の手順などを示した資料を作成してきました。
このような普及・推進の結果、この15年間でインターンシップを実施する大学、参加する学生の数とも増加していますが、一方でさまざまな課題も指摘されています。そういったことから、平成25年3月、大学等におけるインターンシップの実施実態を把握し、その検証を行うとともにさらなる充実に向けた課題を整理することを通じて検討を行うことを目的としたのが、「体系的なキャリア教育・職業教育の推進に向けたインターシップの更なる充実に関する調査研究協力者会議」でした。
大学に行く目的が、それぞれであっていいのですが、実際に進学を考える際に、ある程度具体的にその先が見えていてほしいと思う人は、多いのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2013年08月26日 01:16