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この手引きの策定は、次のようなことから、行われました。

過去の地震に加え、東日本大震災においても天井等落下被害が多く、国土交通省において建築物の天井脱落対策に関する新たな基準（技術基準）が検討されてきています。そういったことを踏まえて、有識者会議において、屋内運動場等の天井等落下防止のための点検・対策に資する手引について検討してきたということになります。

手引きの内容は、技術基準を踏まえ、既存の屋内運動場等の天井等について、点検・対策手法をわかりやすく解説しており、対策工事の要否を迅速かつ効率的に判断するためのフローチャートを提示、それとともに、確実な安全確保策として「天井撤去を中心とした対策の検討」を促している点が特長となっています。

文部科学省では、公立学校施設における耐震化の取組を推進するため、公立学校施設の校舎等の耐震改修状況、及び非構造部材の耐震点検及び耐震対策の状況について調査を実施しています。その結果も、公表されています。

学校は、子どもたちが長い時間居る場所ですし、安全であってほしい場所ですね。

「学校施設における天井等落下防止対策のための手引」の策定について | 文部科学省
公立学校施設の耐震改修状況調査の結果について | 文部科学省