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いじめの加害者と被害者半年で3割が入れ替わり いじめに向き合って対策 (2013年08月18日)

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国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターでは、学校現場においていじめ問題に取り組んでいる学校関係者向けに、いじめ防止の取組推進に資する資料の第4弾として「いじめと向き合う」を作成たことを発表しました。全教職員がいじめについてきちんと理解し、その上で全ての児童生徒を対象とした正しい取組を行うことにより、深刻ないじめをなくすことを目的としています。『いじめ追跡調査2010-2012』と『いじめについて、正しく知り、正しく考え、正しく行動する』の2点から構成されています。8月下旬には教育委員会、国公私立小学校・中学校・高等学校・中等教育学校への配布と、国立教育政策研究所のホームページに掲載していじめ防止に取り組んでほしいとしています。

典型的ないじめには「無視・陰口・仲間外れ」には、社会情勢によって大きな変化はなく常に一定数のいじめが発生しているようです。加害者である者が常に加害者であるということはなく、被害者と加害者が入れ替わりいじめに巻き込まれています。そのサイクルは6カ月で3分の一の被害経験者が加害経験者に入れ替わっていることがわかりました。

いじめには暴力を伴ういじめとともなわないいじめの二種類があり対応には差別化が必要だとしています。暴力を伴う場合には限定的な人間関係の中で起こり、人目に付きやすく表面化しやいので速やかに対応が必要である。一方暴力を伴わないいじめは誰でも加害者・被害者となる可能性を秘めているものであり、未然防止が肝要だとしています。絆づくりや居場所づくりの両方を行っていくことが重要ということです。

一人ひとりが有用な人材であり、いじめられて良い人間は一人もいません。当たり前のことを全ての児童生徒が認識できる教育ができたらいいですね。

「生徒指導支援資料4 いじめと向き合う」について | 国立教育政策研究所



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投稿者 kksblog : 2013年08月18日 15:53


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