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人から犬にうつるあくびには、飼い主とイヌの絆が重要~東京大学 (2013年08月11日)

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あくびについて、私たち人間は。見知らぬ人のあくびより親しい人のあくびの方が、うつりやすいことが知られています。

犬でも、それと同じような現象がみられるのか、ということについて、十分な検証がなされていませんでした。

そこで、日本学術振興会外国人特別研究員であるテレサ ロメロ研究員、同研究科博士課程・日本学術振興会特別研究員である今野晃嗣研究員らの研究グループが、「犬に向かって、人があくびの動作を演じているのを見せる」という実験を行いました。

その結果、見知らぬ人のあくびよりも飼い主のあくびの方が、犬に伝染しやすいことが。明らかになりしました。

さらに、実験中の犬の心拍を計測することによって、飼い主のあくびを見た場合と、見知らぬ人のあくびを見た場合とでの、犬の不安やストレス反応には、差がないことが、わかりました。

この成果は、犬と人の間でもあくびがうつることを証明しただけでなく、その現象が生じるためにはイヌと飼い主の感情的な結びつきが重要であることを示唆しています。

今後は、人から犬へのあくびの伝染しやすさについて、犬種による差や。個体差を明らかにしていき、それによって、人間社会で活躍する作業犬としての適性に対する判断ができるようになることが期待されています。

犬は、色々なところで人間を助けてくれていますし、今後の研究にも期待したいですね。

人からイヌにうつるあくびには飼い主とイヌの絆が重要であることを証明 | 東京大学



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投稿者 kksblog : 2013年08月11日 19:42


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