●子どもの夏休み事情 去年の夏を振り返って… (2013年08月06日)
Benesse教育情報サイトでは、2012年9月に子どもが幼稚園から高校生のお子さんを持つ保護者に子どもの夏休みの過ごし方についてのアンケートを行い、その結果を発表しています。去年の子どもの過ごし方を参考に、今年の夏休みを充実したものにしてほしいということです。
アンケート内容は、夏休み中の起床・就寝時間、どのような体験をしたか、子どもは楽しんでいる様子だったかという3点です。まず起床時間・就寝時間についてですが、起床時間は年齢に大きな差はなく、8時前に起きているのが半数以上で6時台、7時台に起きている割合が高くなっています。就寝時刻は、年齢とともに遅くなって、小4までは「21時台」、「小5」~「中1」では「22時台」、「中2」~「高2」では「23時台」、「高3」では「0時台」が最も大きな割合を占めていました。
次にどのような体験や活動をしたかということですが、幼児と小学生は海水浴やプール、家で花火、昆虫採集などの体験をしたのが多く、中学生ではプールに行く・映画を見た、高校生ではカラオケ・映画を見るなどの体験が多くありました。全般的に中高生は部活動や勉強で忙しく、様々な体験をする時間がないということでしょう。
夏休みを楽しんでいたかという問いに対しては、中3と高3を除く学年で8割程度が楽しんでいたと思うと答えています。中3では65%、高3では44%と低く、受験を控え遊んでばかりはいられなかったということでしょう。
幼児や小学低学年では初めての経験したことが楽しそうだったという声が目立ち、中高生では部活に熱心に取り組んでいて充実していたように見えたということでした。また受験生の保護者としては、勉強が忙しく大変そうだったという声が大半でした。
学校がお休みの夏休みだからことできること、親子で目標を作って体験できたらいいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年08月06日 20:59