●きれいな水と未来のために こどもホタレンジャー 活動レポート募集中 (2013年08月04日)
「昔はこの辺りでもホタルをよく見たものだよ」お年寄りから、そんな話を聞くことがないでしょうか。都会だけでなく、地方でもホタルをみかける機会が少なくなっています。環境汚染が社会問題となり、多くの人が自然や環境について目を向け始めたころから、ホタルの生息地を守ろう、という活動も広まってきました。
環境省では、平成16年度から、水環境保全の活動を推進するため「こどもホタレンジャー」活動レポートを募集し、優秀なレポートに対して環境大臣表彰を行っています。今年度も「こどもホタレンジャー」参加団体の募集が始まっています。
「こどもホタレンジャー」の対象となるのは、こどもたちが中心となって、ホタルに関連して取り組む水環境保全活動団体です。詳しい条件としては、小学生・中学生で構成または子どもが中心の活動を行っていて、ホタルや底生生物など、水辺に生息する生きものの観察・保全に関する活動を、河川など水辺における活動を基本とする団体です。
応募部門は学校、団体の2部門があります。学校の部では、小学校や中学校における、学校全体の活動、学年やクラスごとの活動、クラブ・委員会・課外活動など、団体は、こどもエコクラブ、地域のこども会・自治会、NPO団体などで子どもが中心となっている活動、これらをレポートにまとめて、こどもホタレンジャー事務局まで提出して応募します。応募の締切は12月16日(月)、また10月から12月にかけて指導者研修会地方1ヶ所で開催される予定です。
審査の内容は、活動の成果や正しい理解のみではなく、「自主性」、「地域コミュニティーの活性化」、「独創性」、「楽しさ」、「継続性」、「発展性」および「こどもの実体験」といった観点も含め、総合的に審査されます。評価されるための活動ではなくても、審査されることによって新しい課題や改善点が見つかるかもしれません。
保全・保護活動から子ども達、そして周りの大人達へと環境について考える意識が広がって、夏になればホタルを自然に見かけることができる、そんな未来につながるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年08月04日 09:20