●実用重視?デザイン重視? 6割の中高生は文房具にこだわりあり (2013年08月29日)
Benesse教育情報サイトでは、中学1年生から高校3年生の保護者を対象に、子どもが持っている文房具やそのこだわり、最近のトレンドについてアンケート調査を行いました。これによると、シャープペンシル、ノートといった定番品で、最近人気の機能的な文房具を使っている子が多いようです。
まず筆箱の中身について、何が入っているのか?を聴いてみたところ、ほぼ全員が「消しゴム」「シャープペンシル/替え芯」を答えました。あと多かったのが「蛍光ペン/ラインマーカー」「定規」「水性、ゲルインクボールペン」でした。筆記に必須な上位2つは当然として、続く蛍光ペンやボールペンなどは、本数をたくさん持っている子もいるようで「たくさん入りすぎてすぐに取り出せなさそう」「飽和状態」といったコメントも見られました。
では「クルトガ」「キャンパスノート」「フリクション」などの人気文房具を持っている子はどれくらいいたのでしょう。最も多かったのは「クルトガ」で73.4%、次いで「キャンパスノート」が66.9%でした。これ以降は半数を切る程度で「フリクション」「ドクターグリップ」「カドケシ」「テープのりドットライナー」が続きました。
使用者が多い文房具は、やはり「使いやすい」「便利」ということで選ばれているようですね。一方、カワイイもの好きな女の子達には、ノートをかわいく彩ることができるデコレーションテープ「デコラッシュ」や、自分でレフィルを交換して、オリジナルの多色ペンをつくることができる「スタイルフィット」などが人気のようです。
新しい、高機能またはデザイン性の高いものでなくとも、文房具にこだわりを持っている中高生は多いようです。「ボールペンはお気に入りのメーカーしか使わない」「シャーペンの芯の太さは0.4mm」「ノートのメーカーは統一、表紙の色を教科ごとに決めている」などなど、保護者が知っているだけでもこれだけのコメントが寄せられているのですから、本人しか知らないことも含めれば相当でしょうね。
こだわりでやる気アップにつながるなら、それもまた良いことです。こだわりが過ぎると周りはうんざりすることもあるかもしれませんが、そこは気分良く勉強に励めると思えば、多少のことは目をつぶってしまうのが親心、でしょうね。
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投稿者 kksblog : 2013年08月29日 10:33