●自由研究に満足した子は、自分でテーマを考え、親に手伝いを頼んでいる (2013年07月25日)
楽しい楽しい夏休み!そこへ影を落とすのは「自由研究」という大きな壁です。「何をしたらいいかわからない」「やってもうまくいかない」「まとめが上手くできない」など、悩みも盛りだくさん。でも中には「自由研究に成功した」子どももいるのです。どんなふうに取り組んでいるのでしょう。
ライオン株式会社は、小学生とその母親各300名に対して、夏休みの自由研究に関する意識調査を行いました。これによると、昨年の自由研究で、自己満足度が100店の子どもはわずか13%で、約4割の子どもは60点以下と「ガッカリ感」を感じていたようです。
自由研究の自己採点で、最も多かったのは80点で半数近く、次いで60点がおよそ1/3でした。それでは、自己採点が高かった子はどのように自由研究を進めていたのでしょうか。「自由研究のテーマ決め」について比較すると、満足度が高い子どもは「自分で考えて決めた」が61%と、全体の42%よりも高くなっていました。また親の関わり方について「頼まれたら手伝った」という回答が多くなっています。主体的に考え、困ったときは助けを求める、といった子が『満足な自由研究』ができているようです。
昨年の自由研究に満足した子どもは、今年の自由研究はどうしようと考えているのでしょうか。全体では「もっと早くからとりかかる」が他よりも多い回答でしたが、満足した子は「もっとやりがいのあるテーマを選ぶ」が「もっと早く」と同程度でした。そして「やりがいのあるテーマ」を望む子がやりたいと考えているものは「科学実験」「観察調査」といった、自分の考察を加えるテーマが多くなっています。
親にどのくらい手伝ってもらいたいか、という質問には「難しいところは手伝ってほしい」という回答が最も多く、また「もっとやりがいのあるテーマを選びたい」と考えている子どもでその割合が高くなっています。一方で親は「できる限り自分で頑張って欲しい」が4割近く、「手伝わない」も合わせると半数を超え、「自分で頑張れ」派が多数のようです。
今の親世代も、子どもの頃に自由研究がいちばんの悩みだった、という人が少なくないのではないでしょうか。だから困っていてもどうやって手を出したらいいのか分からない、なんて思うかもしれません。それでも難しいなりに大人の経験と知識で手伝えることはあるはずです。一緒に取り組んだことで、親子共に充実した夏にできるかもしれませんよ。
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投稿者 kksblog : 2013年07月25日 09:14