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乳幼児親子のメディア使用に関する実態は?~ベネッセ教育総合研究所 (2013年07月24日)

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ベネッセ教育総合研究所が、東京・神奈川・千葉・埼玉に在住の0歳6か月~6歳までの乳幼児をもつ母親を対象に『乳幼児の親子のメディア活用調査』を実施しました。

新しいメディアが急速に増加し、生活に欠かせないものをなっている背景の下、乳幼児の生活にメディアはどのくらい入っているのか、また、保護者は子どものメディア環境をどのように整えているのか。乳幼児期の親子のメディア使用に関する実態と意識を把握する目的でアンケート調査が行われました。

調査結果によると、スマートフォンは乳幼児のいる母親の6割が使用しています。そして、母親がスマートフォンを使用している2歳児の2割超が、「ほとんど毎日」スマートフォンに接しています。

親子でテレビなどの視聴ルールを定めている率に比して、スマートフォンなどの新しいメディアについてルールを設定している率は相対的に低いようです。スマートフォンを使わせている親の3割以上が、ルールとして「内容の確認」「食事中は見ない」などを決めていますが、「使用する時間帯」「スクリーンに目を近づけ過ぎない」などについては、テレビに比べて低い傾向です。

保護者は、子どもに学習アプリ・ソフトを使わせることに対して、「知識が豊かになる」「歌や踊りを楽しめる」などの可能性を感じている一方、「目や健康に悪い」「夢中になりすぎる」といった気がかりも感じています。

子育てにコミュニティサイト・SNSを使用している母親は、「29歳以下」54.2%、「30~34歳」43.4%、「35~39歳」28.1%、「40歳以降」20.7%。インスタントメッセンジャー(LINEなど)も合わせ、若い年齢層の保護者ほど、子育てにメディアのさまざまな機能を使いながら、情報を集めたり、交換したりしている様子がうかがわれます。

乳幼児の親子の生活にスマートフォンなどの新しいメディアが浸透する今、外遊びやおもちゃ遊び、メディアを使った遊びなど様々な活動を上手に組み合わせながら、親子での豊かなコミュニケーションを図っていくことが大切。家庭でのルールをしっかりと決め、新しいメディアを親子で楽しく便利に活用していけるといいですね。


乳幼児の親子のメディア活用調査 | ベネッセコーポレーション



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投稿者 kksblog : 2013年07月24日 13:18


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