●夏休み中のネットトラブルを防ぐ!フィルタリングソフトを無償提供 (2013年07月17日)
アルプス システム インテグレーション株式会社は、2013年7月10日~2013年9月30日まで、家庭のパソコンで使用するWebフィルタリングソフト「InterSafe Personal」(インターセーフ パーソナル)を、希望者に無償提供しています。
この取り組みは、子どもたちが夏休み期間中に自宅のパソコンでインターネットの有害情報によるトラブルに巻き込まれることを防ぐため、2004年から毎年実施。今年で10年連続となります。
夏休み期間は、自宅のパソコンを使用して自由研究のための調査やレジャー情報の検索など、子どもがインターネットを利用する機会が多くなります。
特に最近は、ネットに接続したまま遊ぶことができるゲームや、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)など、便利で楽しい情報交流サービスも増え、子どもたちのネット利用も多様化。また、巧妙な詐欺サイトや、禁止薬物、不正ソフトなど、違法、危険、不適切なサイトも、1日3~4万件という膨大な量で増えており、子どもだけではなく保護者も注意が必要です。
さらに、今年の参議院選挙から、インターネットを利用した選挙運動(ネット選挙)が解禁となりました。未成年者(年齢満20歳未満)は、選挙運動自体が法律で禁止されていますが、例えば、特定の候補者を当選させるために次のようなことを行うと、法律違反で罰せられるおそれがあり十分に注意する必要があります。
自分で選挙運動メッセージを掲示板・ブログに書き込み、他人の選挙運動の様子を動画共有サイトなどに投稿、他人の選挙運動メッセージをSNSなどで広める(リツイート、シェアなど)、送られてきた選挙運動用電子メールを他人に転送(一般有権者も禁止)など。
上記のことから同社は、今年も夏休み期間限定で家庭向けフィルタリングソフトを無償で提供し、インターネット上のトラブルや違法行為から子どもを守る取り組みを実施。「ネット選挙」の禁止事項については、掲示板やSNSなどへの書き込み規制や、動画共有サイトへのアップロード禁止をすることで、対応することが可能です。(共に閲覧は可能)
夏休み中は子どもが自宅でパソコンに触れる機会も増えるでしょう。思わぬトラブルに巻き込まれることのないように、家庭でもしっかりとした対策を考えておきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2013年07月17日 17:04