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管理職クラスの年齢に多い心臓突然死~求められる対策は (2013年07月17日)

【4、50代に多い“心臓突然死”】
求められる対策はPADの啓発と普及

2011年の日本における「心臓突然死」は、7万1660件と5年前と比べて2割以上も増加しています。その状況を踏まえ、日本不整脈デバイス工業会および米国医療機器・IVD工業会は、近年増加傾向にある心臓突然死の現状と対策について発表しました。

日本医科大学医学部外科学心臓血管外科の新田隆教授によると、心臓突然死は突然死全体の6割以上を占め、心室細動などの致死性不整脈がその主な原因と考えられています。その多くは65歳以上ですが、学校現場でも管理職クラスに多い40代~50代でも多く発生しており、65歳未満の場合75%が男性という傾向にあります。

心停止状態に陥った場合は、AEDによる心肺蘇生を施すことが求められますが、医療従事者でなくても、その場にいる人が心肺蘇生を行うPAD(パブリックアクセス除細動)の啓発と普及が必要と新田氏は語っています。また、東邦大学医学部内科学講座循環器内科学分野の池田隆徳教授は、心臓突然死予防のために、「心エコー」や「ホルター心電図」など、状況に応じて適切な検査を行い、異常を発見することが大事だと話しています。

まだまだ働き盛りの教職員のみなさん、時間があるときに…ではなく、この夏休みに不安要素を取り払ってみてはいかがでしょうか。



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投稿者 kksblog : 2013年07月17日 15:59


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