●第15回全国学校飼育動物研究大会が東京大学弥生講堂で開催 (2013年07月12日)
近年、児童生徒の日常生活では自然や生命とのふれあいや関わり合いが乏しくなってきています。このような
現状を踏まえ、小学校「生活科」では動物を継続飼育して、生命に気付き、生き物に親しみ、大切にすることが重視されています。4 年生の理科では人の体のつくりと運動について学ぶ時に、学校飼育動物の観察などを通して実感を伴った理解が求められています。また、飼育体験などの実体験を道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動などの学習と関連性を図ることにより、人間としての在り方や生き方の礎となる価値観を育むことができます。継続的な動物飼育の過程では子ども達の感性が揺さぶられ、周りの人との人間関係やコミュニケーションが豊かになることが期待できます。本大会では、飼育活動と子ども達の成長とのかかわりについて考えられます。
案内チラシ(PDF)
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/15kai-tirashi.pdf
日時:平成25年8月25日(日) 午後1時~5時 (受付開始12時半)
場所:東京大学弥生講堂 一条ホール (東京都文京区弥生1-1-1 東京メトロ南北線「東大前」下車)
基調講演:「飼育活動が育てる子どもの心」
田村 学 先生 (文部科学省初等中等教育局 教科調査官)
総合司会 / 鳩貝 太郎 (当研究会副会長・国立教育政策研究所名誉所員)
<口頭発表>
①「赤松小学校での生活科におけるモルモット飼育の実践」
鹿島正史 恩地澄子 増田美和 (東京都大田区立赤松小学校 教諭)
②「小動物とのふれ合いで育む豊かな心-ふれあいストリートの活動を通して-」
市尾公子 小田佐和子 吉村尚子 (東京都小平市立小平第六小学校 教諭 飼育委員会)
③「不登校児がモルモット飼育の機会を得て」
芳倉優富子 (奈良県香芝市立下田小学校 教諭 LD・ADHD等通級指導教室)
三本隆行 (帝塚山大学心理学部心理学科 非常勤講師 社団法人奈良県獣医師会)
④「‘チョコとマシュとぼくわたしの友だち’物語~教室内飼育活動を軸とした学びの広がりと深まり~」
加藤直子 (横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校 教諭 生活科)
講 評 / 吉本 恒幸 (聖徳大学大学院教職研究科教授)
座 長 / 関田 義博 (東京学芸大学附属小金井小学校副校長)
<パネル発表>
・口頭発表の四つの小学校
・西東京市立保谷第二小学校 教諭 丸山浩昭
「飼育を究めよう~教育課程に位置付けて~」
・福岡市立野多目小学校 教諭 山下浩之
「オオカマキリの飼育がもたらす児童の生命観の変化-学級経営上の方略として-」
・宮城教育大学附属中学校 教諭 髙橋知美
「カイコの飼育と生徒の変容 -世話はよりていねいに、観察はより深く-」
・社団法人群馬県獣医師会 学校動物愛護指導委員会委員長 桑原保光
「うさぎとのふれあい体験指導実習」
他 「土日の対応、実例」など
主 催: 全国学校飼育動物研究会
対 象: 学校教育関係者(幼稚園、小・中・高等学校、PTA、教員養成系大学、教育委員会など)
獣医学関係者(獣医師、獣医科大学生など) 、一般市民 など
人 数: 約300人
参加費: 500円(資料代)
連絡先・申込先: 全国学校飼育動物研究会 事務局 (申込締切 8/23正午迄。以降は当日受付)
〒202-0023 東京都西東京市新町5-16-29
E-mail/ m-nakagawa@vet.ne.jp Fax /0422-56-9086(中川)
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投稿者 kksblog : 2013年07月12日 18:40