●子どもは二人、楽しいけれど経済的には苦しく、環境が整っていない アンケートより (2013年07月10日)
日本労働組合総連合会は、２０歳から４９歳の男女３０００名に、結婚やこどもを持つことの意識、子育てに関する調査を実施しその結果を発表しました。
未婚者の結婚願望については結婚したい８割、結婚したくないが２割となりました。結婚できないのは「出会いがない」、「異性とうまく付き合えない」が理由と考える人が多くいました。結婚したくないと考える理由は、「結婚することが幸せだと思わない」と半数の人が考えていました。
子どもを持つことについてでは、二人目が欲しいと思うのは７４％あり、理想の子ども数は２人というのが４３％で最多です。子どもがいない人では７３%の人が欲しいと思う一方、欲しくない人は２６％もあり４人に１人です。子どもを欲しくないと考える方の理由は、ちゃんと育てる自信がない、金銭的な余裕がないと半数近くの人が答えています。
子育てについては、７割以上の人が子どもの成長が楽しいと感じています。家庭での子育て分担は７割以上を母親が担っており、８割以上の女性が子育てでストレスを感じていてそのトップは金銭的な不安でした。そしてそのストレスの解消法は、『寝る』『食べる』『おしゃべりする』『ショッピングに行く』『TVやDVDを見る』などが３割以上の人がしているということでした。子育ての悩みの相談相手は、配偶者、両親、友人、会社の同僚という順です。
子育てに対する意識では、半数以上の人が子育ては家庭でするものと考えていますが、世代が若いほど社会全体でするものという考えが多く、２０代では３割近く全体では４人に一人が考えています。子育ては楽しいけれど、経済的には苦しい、日本は子育て支援の環境が整っていないというのがアンケートから見えてきました。
子どもは次世代を担う大切な宝です。家族はもちろん社会全体で見守り育てていきたいものだと思います。
« 「楽しい子育て全国キャンペーン」～親子で話そう！家族のきずな・我が家のルール | トップページへ 夏恒例お助けサイト「夏休み自由研究プロジェクト2013」今年もオープン »
最新記事一覧
- 学研教育出版、11月20日(木)に大阪で学力向上セミナーを開催(2014年11月07日)
- 「Yahoo!あんしんねっと」が、すべてのAndoroidスマートデバイス向けに提供開始
- 動画対応アクセスポイントを開発、１５年春から発売開始(2014年11月06日)
- 小学校の外国語活動、高学年の実施時間数は増加、課題は教員の指導力(2014年11月05日)
- 各地域での取組を紹介「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」公表
- 名古屋文化の祭典「やっとかめ文化祭～芸どころ・旅どころ・なごや～」11月24日まで開催中(2014年11月04日)
- 子どもの「貧困ギャップ」は０８年から１２年にかけて増加～ユニセフ報告書
- 採点の負担解消「手書き採点リンク」Ver.5.0無償アップグレード開始
- 『公立学校施設における津波対策状況調査』を実施～文部科学省
- 「第２回 科学の甲子園ジュニア全国大会」の出場チームが決定しました(2014年10月31日)
- 国内にて過去最大規模のユネスコ会議を開催～文部科学省
- 誰でも使える！スキャナ付き3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0AiO」
- 教職員アンケートに見る学校別「動画教材の利活用実態」～ 8割が『動画教材を教育活用したい！』～導入ネックは「作成時間・コスト」で11％増
- 日本の大学の国際的な競争力向上のために 大学関係者を対象としたセミナー(2014年10月30日)
- 全国の事例を集めた「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」(2014年10月29日)
投稿者 kksblog : 2013年07月10日 08:56
