●携帯電話を持っている小学生が半数超え、スマホ利用者も高校で特に大幅増加 (2013年07月04日)
東京都教育委員会は、平成24年度インターネット・携帯電話利用に関する実態調査報告書を公表しています。
全体では、「携帯電話を利用(保有)している」は64.5%、「コンピュータを利用(保有)している」は61.4%となっており、前回調査とほぼ同様。校種別では、小学校で「携帯電話を利用(保有)している」が、42.9%から51.1%に増加しました。
携帯電話を所持していない児童・生徒を対象に、携帯電話を使いたい(持ちたい)と思いますかと聞いたところ、全体では、「使いたい(持ちたい)」と回答した児童・生徒は、前回調査から5ポイント程度減少し、53.8%。校種別では、小学校では55.3%、中学校では49.8%が「使いたい(持ちたい)」と回答しています。
続いて、携帯電話を使いたい(持ちたい)理由は何ですかという問いには、「家族と連絡を取る」が79.0%で最も多く、前回調査とほぼ同様でした。校種別では、小学校を除き、「友だちと連絡を取る」が最も多くなっています。
一方で、携帯電話を使いたくない(持ちたくない)と回答している児童・生徒も実数全体の約4%おり、「必要ないから」(49.5%)、「メールや携帯サイトでのトラブルにあいたくないから」(38.8%)という理由を挙げています。
携帯電話を何台使っていますか(持っていますか)という問いには、「2台以上」利用している児童・生徒が11.1%いました。校種別では、小学校は14.0%、中学校は6.6%、高等学校は12.3%、特別支援学校は6.5%の児童・生徒が2台以上の携帯電話を利用(保有)。
利用している携帯電話について、「スマートフォンを利用」が全体では35.5%と前回調査の16.5%と比べて19ポイントと大幅に増加。校種別では、特に高等学校は66.6%で前回調査の29.5%と比べて37.1ポイントと大幅に増えました。
携帯電話の利用率はどんどん上がっているようです。スマートフォン利用者も増えているようですし、インターネットトラブルに遭わないようしっかりと指導をしていく必要があるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2013年07月04日 10:27