●読書会での成果を「どくしょボード」に 「どくしょ甲子園」作品募集中 (2013年06月26日)
面白い本に出会ったとき、本を読んで感動したとき、その本を誰かと共有したい、と思いませんか。グループで本を読む読書会、そしてそこで見つけた本の魅力を1枚のボードに表現する「どくしょ甲子園」で、現在作品を募集しています。
「どくしょ甲子園」は、1冊の本をもとに高校生が4人程度のグループで読書会を開き、その成果を引用文や感想、イラストなどを交えて1枚の画用紙に「どくしょボード」として表現するコンクールです。2010年の国民読書年を記念して始まったもので、今年は4回目を迎えます。応募数は年々増えており、全国の高校生に「どくしょ甲子園」は広まっています。
応募資格は現役高校生による4人前後のグループで、対象となる図書は、一般書店で入手できる、日本語で書かれた本です。コミックや映像作品は除きます。メンバーは選んだ本をテーマに読書会を開き、そこで話し合われた本のおもしろさ、読書会の楽しさなどを表現して「どくしょボード」を作ります。「どくしょボード」はA3番の画用紙を横長で使います。規格外は失格になってしまうので注意してください。応募の締め切りは9月20日必着です。
「どくしょボード」の表面は、以下の内容で構成します。(1)本を薦めるキャッチコピー、(2)印象に残った本文の引用(掲載ページを明記)(3)書名、作者名、出版社名(4)「私たちが見つけたこの本の魅力(400~600字)、これらとオリジナルのイラストや写真など、ビジュアルも工夫します。裏面には、読書会の模様を伝えるルポを、B5サイズの用紙1枚に書いて貼ります。面白かったところ、苦労したところを1000~1200字にまとめます。
読書会を開くのは初めて、という人には、アメリカの読書会「リテラチャー・サークル」をはじめ、読書会の手ほどきや心得などをまとめたパンフレット「読書会コンクールへ どくしょ甲子園マニュアル2012」があります。事務局に連絡すれば無料で送ってもらえます。
読書会を開くことで、本は一人で読むだけのものでないこと、感じたことは共有したり、誰かの気づきをもらえたりできることが分かるでしょう。一冊でも多くの本に出会うこともですが、友だちとその感動を共にする体験もしてほしいですね。
« 女の子が大好きなピンクを集めたジェルボールペン!『サラサクリップ ピンクシリーズ』を発売 | トップページへ さわってうごくデジタル教材『AQUAアクア』の体験版を公開 »
最新記事一覧
- 学研教育出版、11月20日(木)に大阪で学力向上セミナーを開催(2014年11月07日)
- 「Yahoo!あんしんねっと」が、すべてのAndoroidスマートデバイス向けに提供開始
- 動画対応アクセスポイントを開発、15年春から発売開始(2014年11月06日)
- 小学校の外国語活動、高学年の実施時間数は増加、課題は教員の指導力(2014年11月05日)
- 各地域での取組を紹介「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」公表
- 名古屋文化の祭典「やっとかめ文化祭~芸どころ・旅どころ・なごや~」11月24日まで開催中(2014年11月04日)
- 子どもの「貧困ギャップ」は08年から12年にかけて増加~ユニセフ報告書
- 採点の負担解消「手書き採点リンク」Ver.5.0無償アップグレード開始
- 『公立学校施設における津波対策状況調査』を実施~文部科学省
- 「第2回 科学の甲子園ジュニア全国大会」の出場チームが決定しました(2014年10月31日)
- 国内にて過去最大規模のユネスコ会議を開催~文部科学省
- 誰でも使える!スキャナ付き3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0AiO」
- 教職員アンケートに見る学校別「動画教材の利活用実態」~ 8割が『動画教材を教育活用したい!』~導入ネックは「作成時間・コスト」で11%増
- 日本の大学の国際的な競争力向上のために 大学関係者を対象としたセミナー(2014年10月30日)
- 全国の事例を集めた「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」(2014年10月29日)
投稿者 kksblog : 2013年06月26日 00:43