●子どもの読む・考える・伝える力を育む「第3回未来をつくる学びテスト」 (2013年06月19日)
朝日新聞社主催、日能研が協力する「第3回未来をつくる学びテスト」が7月7日に東京と神奈川の2会場で実施されます。このテストは、自分の頭で考え、答をつくり、相手に伝えるプロセスの中で世の中とのつながりを感じながら学ぶテストです。対象は小学3年生限定、実施科目は国語・算数・科学の3教科です。
出題される問題は「自分で決断するチカラ」「想像力」「物事を考えるチカラ」をテーマに、実際に朝日新聞に掲載された記事も用いて作成されています。ホームページから国語の問題例を見ることができますが、身近なことを取り上げて、分かるように説明させるといった問題で、大人でもちょっと時間がかかるかもしれません。
東京は法政大学・市ヶ谷キャンパス、神奈川は慶應義塾大学・日吉キャンパスがそれぞれ受験会場となります。テストへの参加費は無料で、6月21日(金)までにホームページの専用フォームからの申込が必要となります。参加者全員に、天声人語書き写しノートなどがプレゼントされます。また、試験後に専用ホームページで解答・解説と採点結果などをフィードバックします。
子どもたちの学力向上に、新聞がよく勧められますが、実際に新聞にはさまざまな記事が掲載されており、興味のあるところを拾い読みするだけでも情報・知識を得られます。関連記事や連載記事などから、翌日も読もうという習慣づけにもなります。そこから文章を読み解く力、文章から出来事を知る力、やがて検証する力、自分の意見を組み立てる力も身についてくるでしょう。
小学3年生は、読んで考え、伝えることはあまり経験がないでしょう。しかしその分読んで、考えて伝えることに興味を持つのに良い時期なのかもしれません。このテストが一人でも多くの子どもにとって、良いきっかけになるといいですね。
« 「家族とのふれあい」をテーマに、小学生の絵と作文を募集~東京都 | トップページへ 世界にたった1台のオリジナルパソコンを作ろう!~パナソニック »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2013年06月19日 10:44