●「平成24年度全国水生生物調査の結果」及び「平成25年度の調査の実施」について (2013年06月17日)
環境省と国土交通省は、一般市民の方などの参加を得て、全国水生生物調査を実施しています。現在、「平成24年度全国水生生物調査の結果」及び「平成25年度の調査の実施」についての内容が、環境省のホームページで公開されています。
「全国水生生物調査」は、水生生物を指標として河川の水質を総合的に評価するため、また環境問題への関心を高めるために、行われています。
平成23年度は、東日本大震災の影響により参加者の減少が見られましたが、平成24年度は、被災地を含め参加者が増加しました。
平成24年度の全国水生生物調査では、約62,000人の参加を得て行われました。夏休み期間を中心として、多くの学校や市民団体などからの参加が得られました。小・中学校等では、約40,000人、市民団体・子供会・観察会等では、約19,000人が参加しました。
調査方法は、以下のようになっています。
まず、「指標生物」としては、河川に生息する水生生物のうち、全国各地に広く分布し、分類が容易で、水質に係る指標性が高い、29種が選ばれました。
そして、河川で水生生物を採集し、「指標生物」の同定・分類を行い、地点ごとに、I(きれいな水)、II(ややきれいな水)、III(きたない水)、IV(とてもきたない水)の4階級で、水質の状況を判定しました。
結果としては、全国の調査地点2,432地点のうち、全体の59%の地点で、サワガニやカワゲラ類等の指標生物の生息が確認され、「きれいな水」と判定されました。
こういった調査に、自ら参加できるのは、環境を知る、いい機会になりますよね。
« 中学生のソーシャルメディアトラブルを防ぐ「ネットリテラシー醸成講座」 | トップページへ ボタンのない不思議なリモコンと動くロボットを作ろう!~村田製作所 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2013年06月17日 23:17