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電子黒板を校内掲示板として授業外でも活用 『クラスルーム・サイネージ』 (2013年06月12日)

blackboard_130612.jpgパイオニアソリューションズ株式会社は、教育のICT化推進のため、授業中に活用している電子黒板を構内掲示板として授業外でも活用することを可能にするインタラクティブサイネージシステム『クラスルーム・サイネージ』を考案しました。このシステムは有用性が評価され、日本マイクロソフト株式会社および東京書籍株式会社と共同開発を進めており、2013年7月に公開予定です。

マイクロソフトと東京書籍は、学習者用端末向けに、学校生活支援アプリ「スクールパレット」と連動することで、教室内の電子黒板を校内掲示板として活用できます。タッチパネルを使って、時間割に連動した教材検索や、生徒会活動・部活動の共同スケジューラーとして使うことができます。

「サイネージ」とは、正式には「デジタルサイネージ」という名称で、屋外・点灯・公共空間・交通機関などのあらゆる場所で、ネットワークに接続したディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステムの総称です。街頭の大型ビジョンや、駅・空港にある電信看板などでおなじみですね。

教育現場でも、将来電子黒板の導入が進んでいくことが見込まれる中、このシステムを使用することで職員室や生徒会から児童生徒に向けて情報を配信できるだけでなく、各自治体の教育委員会が地域の学校に対して情報を一斉に配信することが可能になります。

このシステムの有用性について、日本視聴覚教育協会と連携して文部科学省に働きかけています。さらに、学校は教育現場としてだけでなく、災害時などに避難所として使用されることから、自治体の防災対策として地震速報やJ-ALERTへの対応強化が求められています。そこで自治体の防災センターや各種防災関連の規格団体にも協力を求める方針です。

情報の配信を一斉に行えることで配信漏れが防げる、黒板より明るく見やすて注目しやすいなどのメリットが考えられます。チョークの粉で、手や学校内が汚れないのもいいですね。導入されれば、学校の風景がひと昔前よりもずいぶん違ったものになるのではないでしょうか。

学校教室向けインタラクティブサイネージシステム『クラスルーム・サイネージ』を日本マイクロソフト・東京書籍と共同開発|パイオニアソリューションズ



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投稿者 kksblog : 2013年06月12日 08:02


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