●「運動部活動での指導のガイドライン」が、文部科学省でまとめられました (2013年06月03日)
文部科学省のホームページで、運動部活動での指導のガイドラインとして、「運動部活動の在り方に関する調査研究報告書」が、公開されています。
文部科学省が、このガイドラインをまとめた理由として、まず、大阪市立桜宮高校での体罰事案を受け、運動部活動における体罰が問題となっていることがあります。また、教育再生実行会議の第一次提言において、運動部活動指導のガイドラインを作成することが提言されていることも、ありました。
そういったことから、まず「運動部活動の在り方に関する調査研究協力者会議」を設置し、平成25年5月27日、「運動部活動での指導のガイドライン」を含め、この「調査研究報告書」が取りまとめられました。
この「ガイドライン」をもとに、今後、各学校の運動部活動で適切且つ効果的な指導が展開され、その各活動が充実したものとなることを目指し、指導において望まれる基本的な考え方、留意点が示されています。
報告書には「一人一人の生徒が輝く運動部活動を目指して」と、サブタイトルに書かれており、内容の概要としては、以下のようなことがあります。
まず、「顧問の教員だけに運営、指導を任せるのではなく、学校組織全体で運動部活動の目標、指導の在り方を考えましょう」とされています。
そして、適切な指導方法、コミュニケーションの充実などにより、生徒の意欲や自主的、自発的な活動を促すこと、また、最新の研究成果等を踏まえた科学的な指導内容、方法を積極的に取り入れることなど、細かく示されています。
教職員の仕事は、長くしている間に、状況や環境が変わってくるので、常にそれを踏まえての仕事ということに、なるのでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2013年06月03日 14:16