●9割の母親が「食育が必要」と感じながらも6割が実践できず (2013年06月10日)
近鉄百貨店は、10歳以下の子どもを持つ母親に対して「食育に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました。9割の母親が家庭での食育は必要と認識している反面、6割は実践できていないと考えていることがわかりました。実践できない主な理由は母親に正しい知識がないと考えているようです。
Q. 家庭で「食育」は必要か?
かなり必要…32.2%
まあ必要…52.3%
少しは必要…13.8%
必要ない…1.7%
Q. 食育を実践できている?
十分に実践できている…4.8%
どちらかというと実践できている…39.8%
あまり実践できていない…55.4%
ほとんど実践できていない…9.7%
Q. 実践が難しい理由は?
正しい知識がない…73.8%
お金がない…28.9%
時間がない…28.9%
信用できる情報がない…10.5%
楽しい雰囲気を崩したくない…4.8%
食材の「特産地」について尋ねられたら「特産地名」をほぼ答えられる、多くは答えられるという母親は17.5%、半分くらい答えられるのは28%、少しは答えられるが37%、ほぼ全て答えられないが何と17.5%もいました。
そして食材の選び方に気を配る点については、値段が82.5%、新鮮さ58.2%、旬(季節感)54.2%、生産地45.8%の順でした。この食材選びについては母親の世代があがる程慎重になる傾向があり、「旬」「安全性」「生産地」は20代→30代→40代の順に気にする人が増えていますが、「見た目の美しさ」についてはその逆で若い世代の方が重視しているということです。
食育は親が子どもに教えるべきことかもしれませんが、子どもの成長とともに親世代が学びながら親子で共に学ぶのも良いのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2013年06月10日 22:39