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科博の特別展「深海」 しんかい6500、ダイオウイカを観に行こう! (2013年06月26日)

shinkai_130626.jpg国立科学博物館では、7月6日(土)から10月6日(日)までの期間、特別展「深海」を開催します。7月下旬から8月中の夏休み期間は、休館せず毎日開館、また8月10日(土)から18日(日)(16日(金)除く)の期間は開館時間を1時間延長します。ダイオウイカや深海エビなど、暗く深い海に暮らす生き物たちの神秘の世界をのぞくことができます。

この特別展の主な見どころは、潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型、約380点の深海生物の標本を展示する「深海生物図鑑」、全長約5メートルのダイオウイカの標本など、7つのコーナーで深海の世界と、深海に挑戦する技術などを紹介します。

「深海の世界」では、水深200メートルを超える深海の環境について紹介しています。太陽の光が届かない暗やみの世界、陸上よりはるかに高い水圧がかかり、水温も低い、といった特徴があります。太陽の光はどこまで届くのか、深海の水温がどれくらいなのか、また、深海の高い水圧に耐えられず壊れてしまったチタン合金製の「耐圧殻」などが展示され、美しくも過酷な深海を知ることができます。

「深海に挑む」では、日本が世界に誇る潜水調査船や無人探査機の実物や模型を見ることができます。やはり代表格は「しんかい6500」、世界中の海で海底の地形や地質、深海生物などを調査し、潜航回数は2012年通算1300回にのぼったということです。その他、無人探査機「かいこう」や深海生物の調査を専門に行う探査機「ピカソ」の実物、海中の経路を自力で走る探査機「ゆるめいか」の模型などが展示されています。

そしてもちろん、深海で生きる生き物たちについての展示がもりだくさんです。「深海生物図鑑」では、国立科学博物館や海洋研究開発機構が所蔵する約380点の貴重な標本を展示し、「深海に生きる」では、厳しい環境や、それに適応して生きる深海生物の不思議に迫ります。話題のダイオウイカは、国立科学博物館が所蔵する、ヒレの先端から腕の先まで約3メートルという巨大標本が展示されます。さらに「深海シアター」では、横幅5メートルを超えるスクリーンで、深海生物の生態を記録した貴重で迫力ある映像を楽しめます。

暗く冷たい深海の世界を体験することで、外の暑さを一時忘れさせてくれそうですね。今年、泳ぐダイオウイカの映像がテレビ放映されたことが話題になりましたが、その実物標本を見るチャンスでもあります。しっかり学んで、自由研究の題材にするのもいいですね。

特別展「深海」|国立科学博物館



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投稿者 kksblog : 2013年06月26日 15:26


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