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これまでの少子化対策は、「子育て支援」と「働き方改革」を中心に取り組んできており、『子ども・子育て関連３法』の成立や『仕事と生活の調和憲章』の策定などを進めてきましたが、待機児童解消や、長時間労働の抑制等をはじめとして更なる強化が必要となっています。一方、個人の希望の実現という点で政策ニーズが高く、出生率への影響も大きいとされている「結婚・妊娠・出産」に係る課題については、これまでの取組は弱いのが現状です。

このため、『少子化危機突破のための緊急対策』として、「子育て支援」と「働き方改革」をより一層強化するとともに、「結婚・妊娠・出産支援」を対策の柱として打ち出すことにより、これらを『３本の矢』として推進します。

「子育て支援」の強化としては、「子ども・子育て支援新制度」の円滑な施行、「待機児童解消加速化プラン」の推進等が挙げられています。「働き方改革」の強化としては、子育てと仕事の「両立支援」、中小企業の両立支援促進等が挙げられています。結婚・妊娠・出産支援としては、結婚・妊娠・出産支援の「全国展開」、妊娠・出産等に関する情報提供、啓発普及等が挙げられています。

制度・財源面の対応など課題も多くあると思いますが、若い世代がよい家族を作りやすい社会にしていきたいですね。

「少子化危機突破」のための提案 | 少子化危機突破タスクフォース