●ネットで動画を見ている時間よりSNSにつながっている時間のほうが長い (2013年05月30日)
全国10〜60代男女を対象に行われた「全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査」によると、SNSユーザーの1日辺りのSNS利用時間は平均78分で、1日のインターネットサービスを利用する時間の中で、動画視聴や、検索・ポータルを抜いて最も長くなっていることが分かりました。
この調査は、株式会社博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター」が行ったものです。現在の日本のソーシャルメディア利用状況を浮き彫り西、企業のマーケティング活動におけるソーシャルメディアの約割を明確にすることを目的としています。
このようにSNSが日常的な情報接触の手段として浸透した理由としては、スマートフォンの普及が第一に挙げられます。インターネットブラウザからでなく、SNSに特化したアプリを利用することで、閲覧や投稿がやりやすく、また手軽に利用できるようになっていることが大きいでしょう。実際、2012年6月に行われた前回調査と比較して、スマートフォンからの利用は3割から4割へ大幅に増加しており、10代、20代ではスマートフォン派がパソコン派を大きく上回っています。
最近では、企業でSNSの公式アカウントを持っているところも少なくありません。フォローされていなくても、プロモーション投稿をしたり、商品やサービスに興味のある人がリツイートや「いいね!」を押したりすることで、その人のフォロワー、友達もその記事を見ることになります。
こうしたSNS企業公式アカウントに接触した人の約5割が、投稿記事内に表示された、商品ページやキャンペーンページなどのURLをクリックしているという調査結果も出ています。さらに約3割の人が「いいね/RT/イイネ!」をする、約1割が実店舗に来店するという効果が見られ、SNSはコマーシャルツールとして確実に成果を上げていると言えるでしょう。
SNSのRTや「いいね」は、口コミのような楽しさ、気軽さがあり、どこにいても身近で会話を楽しんでいるような感覚が魅力です。それでもネット上の情報やつながりには怪しいものが混ざっているもの。疑うことは寂しい面もありますが、やはり慎重さを忘れないでいたいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年05月30日 09:18