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悲しい音楽が、ロマンチックな感情をもたらすことが明らかに (2013年05月29日)

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理化学研究所と東京藝術大学により、悲しい音楽は悲しみだけでなくロマンチックな感情をも聴き手にもたらし、また、その作用が音楽経験の有無に関係なく引き起こされることが明らかとなりました。

同研究グループは、18歳~46歳の実験参加者44人(男性19人、女性25人)に、既存曲の一部を抜粋し、悲しい音楽とされる短調で構成された30秒程度の編集された曲を聴かせました。

そして鑑賞後、実験参加者に「一般的に多くの人は、この音楽を聞いてどう感じると思いますか?」「あなたは、この音楽を聴いてどう感じましたか?」と質問をし、それぞれに“悲しい”、“愛おしい”、“浮かれた”など62種類の感情を表す用語とその強度(0~4)を回答してもらいました。

その結果、実験参加者は聴いた曲を強い悲しみの曲であると判断したものの、自分自身ではそれほどの悲しみを感じておらず、ロマンチックな感情など“快の感情”も感じていたことが判明。

今回の結果は、私たちが悲しい音楽を聴こうとする行動を解明する手がかりになるとともに、芸術が表現している感情を代理的に体験する感情「代理感情」という新しい概念を導くものとなりました。

次回の芸術鑑賞の時には、代理感情を意識してみると面白いかもしれませんね。

悲しい音楽はロマンチックな感情ももたらす | 理化学研究所



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投稿者 kksblog : 2013年05月29日 20:53


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