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学生のさまざまなデータを蓄積・分析 大学向けビッグデータ分析サービス (2013年05月27日)

bigdata_130527.jpg京セラ丸善システムインテグレーション株式会社では、大学向けビッグデータ分析サービスの販売を開始しました。少子化による受験者数の影響、大学全入時代、授業や教科書のICT化など、さまざまな変化にさらされている大学を支援するサービスです。

このサービスの大きな特徴は、従来からある学内の各種データだけでなく、電子教科書により得られる学習ログや適応性診断により得られる「心理面」のデータを取得し、リアルタイムな行動分析や、学生個人の表面には出にくい性格や意欲などを分析・可視化するということです。

電子教科書の閲覧ページや閲覧時間、アンケートやつぶやきなど、多岐にわたる膨大なデータを収集・蓄積します。これらの中から、分析ツールを使って必要なデータを入手することや、レポート作成、アラート通知など、情報共有を簡素化する機能が充実しています。

少子化にともない、これから大学への入学者は減少傾向になることが予測されており、実際に定員割れしている大学が増加しています。さらに休学者・中途退学者の問題、学生の卒業後の進路など、深刻な問題を抱えています。今、各大学は自校の魅力のアピール、さらに学生に対して手厚く支援することが重要になっているといえるでしょう。

このビッグデータ分析サービスの活用によって、これまで教育コンテンツは教員が独自で作成してきましたが、これを学生の学習行動の特性などを分析することで、学生のニーズやレベルに合ったものを開発することができます。また学生の心理面をチェックすることで、支援の必要な学生をいち早く見つけ、教職員にアラートを通知、退学を防ぐ対策をとることができます。

さらに有効な広報活動の評価・改善、学生のモチベーションの可視化による、意欲の高い学生の選抜など、さまざまな大学運営の戦略に結びつけることが可能です。大学にとって大変厳しい時代、学生にとってより魅力のある大学となり、生き残っていくために大きな手助けとなりそうですね。

大学向けビッグデータ分析サービスを販売開始|京セラ丸善システムインテグレーション



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投稿者 kksblog : 2013年05月27日 10:10


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