●ほたるの出現時期は昨年並み ウェザーニューズがほたるの出現傾向を発表 (2013年05月24日)
夏の夜を彩る微かな光…清流の上、草の葉の陰で光るほたるは、実に風情を感じるものです。しかし、都市部ではほたるを見ることができる場所がとても少なくなり、今では希少な昆虫とされています。それでも、緑や水場を守ることで、ほたるを呼び戻そう、ほたるの生息地を守ろう、という活動は各地で行われています。
株式会社ウェザーニューズは、梅雨の風物詩の一つである、ほたるの出現傾向を発表しました。今年は西・東日本で5月中旬から下旬、東北で6月下旬から7月上旬、北海道では7月中旬から8月上旬と予想されています。
ほたるの出現時期は晩冬から春の気温に影響されます。晩冬は幼虫が栄養を蓄える時期で、寒さはその活動を鈍らせます。春はほたるが上陸してさなぎになりますが、暖かい日が続くほど早く羽化することが分かっています。今年は晩冬から春先までは気温が高くなりましたが、その後は気温が低下し、特に4月の気温は中部から西の地域で大きく下がりました。
このような気象から、ほたるの上陸時期は昨年よりも早めになるものの、羽化するまでに必要な期間が長くなる見込みです。総合的には、西日本・東日本では概ね昨年と同じ程度、4月の気温低下が小さかった関東は同じかやや早め、ゴールデンウィークまで寒さが続いた北海道では遅めとなる予想となっています。
ウェザーニューズ社では、同社の携帯・スマートフォンサイトの会員からほたるの目撃情報を募集していますが、これによると5月14日現在、西日本のところどころで、既にほたるが飛び始めており、九州ではそろそろピークを迎える地域も出てきそうです。また「ほたるリポート」では全国のウェザーリポーターから寄せられる各地のほたるに関するリポートが紹介されており、ほたるの目撃情報や穴場情報を見ることができます。
家の近くにほたるなんかいるわけない、と思い込んでいませんか。案外身近なところでの、ほたるの目撃情報があるかもしれませんよ。「ほたる目撃MAP」や「ほたるリポート」を参考に、ほたる探しに出かけてみませんか。
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投稿者 kksblog : 2013年05月24日 11:50