●全国の中学生が知識・技能を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」創設 (2013年05月23日)
JSTは、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の知識・技能を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」を創設し、このたび平成25年12月21日(土)から12月22日(日)の日程で第1回全国大会を開催します。
同大会には、各都道府県において選考された47の代表チームが出場。理科・数学などの複数分野にわたる筆記・実技競技に協働して取り組み、チームごとに総合点を競います。代表チームの選考は各都道府県教育委員会に委ねられます。
「科学の甲子園ジュニア全国大会」は、全国の中学生が科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義や科学好きな仲間と集う楽しさを実感できる場を提供するために創設されました。
また、JSTは、変化の激しい知識基盤社会を迎え、中学校教育においても科学的リテラシーの育成と科学技術系人材の育成が求められていることを指摘。さらに、学力・学習状況調査を通じた中学段階での生徒の「理科離れ」や、科学好きの生徒が切磋琢磨し評価される場の不足も懸念しています。
JSTでは発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成を推進しており、今回創設の「科学の甲子園ジュニア全国大会」や今年度で3回目を迎える高校版「科学の甲子園全国大会」などの事業を通じて今後も科学好きの裾野を広げる活動を提供していきたいとしています。
科学に興味のある子どもたちがそれぞれの能力を伸ばせるように、活用できそうなチャンスは積極的に勧めてあげたいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年05月23日 10:10