●「新聞活用の工夫 提案~NIEガイドブック高等学校編」が刊行されました (2013年05月23日)
日本新聞協会は、このたび、「新聞活用の工夫 提案~NIEガイドブック高等学校編」が刊行しました。
「新聞活用の工夫 提案~NIEガイドブック高等学校編」は、高校の教師向けに刊行されたもので、新学習指導要領を反映した新しい教科書が4月から順次導入されるのに合わせ、作製されたものです。
内容は、実践経験豊富な教師が23科目・領域の新聞活用法を説明するものです。「単元のねらいと学習指導要領との関連」、「新聞活用のポイント」、「指導計画」、「資料」という各項目について、わかりやすく説明されています。
そして、内容をより理解するためにNIE実践授業の風景を見たいという声にも応えています。国語科を中心に、授業風景の動画12本を見ることができます。
動画は、新聞協会のNIEホームページでも見ることができます。また、アプリ「TAMAGO Clicker」を使えば、スマートフォンやタブレット端末から視聴することもできます。動画の中には、NIEを始めたきっかけなどを聞いた実践教師へのインタビュー動画なども、あります。
NIE(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」と読みます)は、学校などで新聞を教材として活用することをいいます。1930年代にアメリカで始まり、日本では1985年、静岡で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、社会性豊かな青少年の育成や活字文化と民主主義社会の発展などを目的に掲げ、全国で展開しています。
新聞は、その時の世の中そのものが反映されているものなので、勉強の目的とリンクさせながら学んでいけそうですね。
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投稿者 kksblog : 2013年05月23日 00:04