教育家庭新聞社Web

第4回となる今回の課題は「からくりパフォーマンス・カー」です。パフォーマンスのテーマは、地元地域などPRしたいものの紹介です。応募資格は小学校3年生から中学校3年生まで、3名の児童・生徒からなるチームです。創作物を作って、各県または地域で行われる地区大会でパフォーマンスし、成績優秀なチームは11月に行われる全国大会に出場できます。

作るものはからくりパフォーマンスを行う山車、山車をけん引してパレード走行を行う動力車です。その他、作品のアイデアシート、プレゼンテーション用の発表資料を提出します。６月に課題説明と基本材料を支給する説明会が実施され、6月から8月に、技術相談や指導を行う創作指導会が行われます。

コンテスト当日の競技は、動力車が所定の位置に停車している山車まで走行し、動力車と山車が連結、そして動力車が山車をけん引してからくりパフォーマンスを行いながら、設定時間内にコースを正確に走行してゴールエリアに入る、という何とも楽しそうな内容です。

全国大会出場チームの作品はインターネット上で公開され、一般閲覧者による投票も行われます。ここでの優秀者にはWebポイント賞が贈られます。またコンテストの優秀者は、青少年創造性開発育成海外交流派遣団員として、海外で開催されるイベントに参加し、作品紹介をしてもらうこともあるそうです。

仕組みを考えて、組み立てるのが大好きな子には願ってもないコンテストではないでしょうか。友だちを誘って、世界に一つしかない「からくりパフォーマンス・カー」を作り上げてみませんか。きっとこの夏、いちばんの思い出になりますよ。

全国少年少女チャレンジ創造コンテスト｜発明協会