●理科やモノづくりの楽しさを伝える「日立横浜理科クラブ」開設 (2013年05月08日)
株式会社日立製作所は、小学生や中学生を対象に「日立横浜理科クラブ」の開設を発表しました。初年度は横浜市にある地区センターを利用して、「ふしぎ発見理科ひろば」と称した教室を7月23日から開催する予定ということです。先生は、日立グループに勤務していた元社員が担当し、子どもたちに理科やモノづくりの楽しさを伝えるための事業です。独自に手掛けた教材をもとに、原理や仕組みの説明から模型作りまでを体験できる「モノづくり教室」を実施する予定としています。
近年、理科に対する興味関心が薄れているといわれる「理科離れ」を懸念して、理科に興味・関心を起こさせるための事業を、官民で様々なかたちで推進されています。その中で、
日立製作所では、これまでにもグループ各事業所の博士号取得者や技術者、モノづくりに関わる園児に名やOBなどがボランティアで先生となり、2009年から茨城や栃木、静岡など小・中学生向けの理科教室などを実施しています。
今回は京浜地区の活動拠点として、日立の研究所や情報・通信システム分野の設計・開発部門などの拠点がある神奈川県横浜市戸塚区に「日立横浜理科クラブ」を開設するということです。
具体的な内容や参加応募方法などについては、これから発表となる予定です。理科離れは、いずれかの将来、研究者や技術者の不足などが生じて、モノづくりや技術革新の研究・開発力に影響が出ることが予想されることです。子どもたちに理科への興味関心をもつ芽を育てることこそが重要な人材育成につながりますね。
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投稿者 kksblog : 2013年05月08日 21:28