●親子で東北へ修学旅行!「南三陸・気仙沼復興応援と世界遺産平泉の旅」 (2013年05月06日)
東日本大震災から2年が過ぎ、甚大な被害を受けた東北の産業や文化施設などにも復興の兆しが見られます。これからは物資や支援と言った一方通行の支援よりも、東北に興味を持ち、観光に訪れ、東北の産物を買うという形の支援が役に立つようになるでしょう。
JR東日本は、岩手県南部にある、世界遺産で知られる平泉町を親子で旅する旅行商品「親子で行く南三陸・気仙沼復興応援と世界遺産平泉の旅」を発売します。親子で地域の歴史・文化に直接触れ、理解を深める『親子で行く「修学旅行」』として展開し、現地でのガイド・体験を平泉町が担当します。学び・楽しむだけでなく、東北の復興支援にも一役買う商品です。
平泉の世界遺産は、11〜12世紀に東北地方を治めていた奥州藤原氏が築いた仏教建築や庭園、またはその史跡です。中尊寺大池伽羅跡・毛越寺庭園・観自在王院跡・無量光院跡の4つの浄土庭園と、神聖な山である金鶏山で構成されており、支配氏族の巨大な富を反映しています。しかし源頼朝により滅ぼされ、奥州藤原氏は終わったのでした。有名な松尾芭蕉の句「夏草や つわものどもが 夢の跡」は、平泉の栄華と没落を詠んだものです。
平泉での親子修学旅行体験については、中尊寺で現地ガイドによる案内、毛越寺では僧侶による座禅体験と現地ガイドによる案内があります。さらに平泉文化遺産センターでは特別展を見学します。この特別展は、1/4サイズ神殿模型展示、等身大「牛車」乗車体験、平安衣装体験などがあります。
旅行の出発日は平成25年6月1日・8日・15日・22日・29日のいずれも土曜日出発です。東京駅発着で1泊2日、おとな33,000円・こども23,000円です。往復の新幹線、宿泊費、ガイド案内料が含まれています。インターネット限定発売になっており、JR東日本の「えきねっと」より申込ができます。
これまでメディアを通じてしか見ていなかった東北を実際に観光し、感じて楽しめる旅行になりそうですね。大人も修学旅行気分を満喫するために、「旅のしおり」を作って行ってみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2013年05月06日 16:22