●小学生以下の子どもの「体遊び」は不十分 親の理想と実態に大きなギャップ (2013年05月03日)
子どもの健全な成長に寄与することを目的に教育玩具の輸入・開発・販売とあそび環境開発を行う株式会社ボーネルンドは、運動の基礎を作る子供の「体遊び」の実態や、母親の意識について調査した結果を発表しました。その結果では母親の意識は、子どもの成長にとってほぼ100%が「体遊び」は重要と考えておりながら、子どもの外遊びの時間に満足しているのは4割ほどしかいませんでした。
子どもの体遊び実態は、頻度も時間も年齢とともに減少しており、小学校高学年女児では4 割以上が週に1~2 日以下と、顕著な減少が見られます。時間については平日では30分~1時間以内が半数程度、休日でも4割程度と少なく、小学校高学年では1割近くが全く体を動かさないということです。
身体の成長には体を動かして運動をすることが必要と思いつつ、実際の子どもの生活では、塾や習い事の影響からか遊ぶ時間の不足に加え、遊ぶ仲間が不足、安全面での不安からなどの理由で体遊びの時間が不足しているということもわかりました。
文部科学省の調査で、子どもの体力・運動能力の低下傾向のほか、特に中学生女子の運動習慣が薄れていることが明らかになっています。今回のアンケートは、子どもの日を子どもの健全な成長について大人全員が考える日とする提案をしています。
将来を担う子どもたちには、体とともに心も健やかに成長してほしいものです。体を動かして遊ぶことにより、仲間を得て心も育つことになるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2013年05月03日 22:56