●教職員の校務の負荷を軽減するクラウドサービス「K-12 校務支援」を富士通が提供 (2013年05月04日)
教職員の校務の負荷を軽減するクラウドサービス「K-12 校務支援」を、富士通が販売開始しました。
「K-12 校務支援」は、正式名を「FUJITSU 文教ソリューション K-12 校務支援」といい、小中学校の教職員の校務作業の負荷を軽減するとともに、セキュアな環境で児童・生徒のデータ活用を可能とするクラウドサービスです。
このサービスは、出欠情報やテストの得点、生徒への気づきなど、日々発生する児童・生徒の情報をデータ化し、それらを通知表や指導要録の基礎データとして活用することができます。
また、株式会社富士通研究所と富士通研究開発中心有限公司の「手書き数字認識技術」が搭載されたことにより、採点したテスト用紙をスキャナや複合機で読み取ることで得点欄の手書き数字を自動認識、テスト結果の入力や集計を行う機能が、業界で初めて実現されることとなりました。
これによって、教職員の事務作業が軽減され、児童・生徒に向き合う本来の業務に専念できることになります。また、児童・生徒情報をデータで一元管理し可視化することで、教職員間での指導の連携や保護者への詳細なフィードバックを図ることもできます。
そして、クラウド環境に児童・生徒情報を蓄積することで、万一の災害発生時のデータ保全や早期業務復旧が可能となります。
今般、政府は、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の「新たな情報通信技術戦略 工程表」にて、2020年までにすべての学校に校務支援システムを導入することを目標として掲げています。
画期的なことの導入となり、期待も膨らみますね。
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投稿者 kksblog : 2013年05月04日 01:46