●GAKKOで「学ぶ」とは? 大学生がつくる高校生のためのサマーキャンプ (2013年05月22日)
株式会社ベネッセコーポレーションは、イェール大学・ハーバード大学などの海外大学や国内大学の有志学生で構成する「GAKKOプロジェクト」実行委員会と共に、日本の高校生向けのサマーキャンプ「GAKKO」を、香川県小豆島で開催します。現在、このワークショップに参加する高校生を募集しており、5月30日まで申込を受け付けています。
サマーキャンプのメインテーマは、「『GAKKO=あるべき理想の学びの場』の中で、『Question Learning(=「学ぶ」とは?)』」とし、実行委員会の大学生メンバー20名が企画した合宿型プログラムに、日本の高校生30名が取り組みます。今年度のプログラムは「数学」「現代社会」「美術」など、日本の学校の「教科」を取り上げ、最大限その「教科」というフレームの可能性を引き出すワークショップを中心にします。
サマーキャンプの日程は8月1日(木)から9日(金)までの9日間で、応募条件は(1)高校生であること。(2)英語でコミュニケーションがとれること(プログラムは英語でおこなわれます)。(3)キャンプ期間中の撮影と、撮影した映像の利用を了承すること。この3点です。定員は30名、書類での審査後、面接で決定します。
実行委員会の代表である古賀健太氏は「日本の高校生にもっと主体的に学ぶ意味を考え、知ってほしい」との想いから、サマーキャンプの開催を発案、イェール大学・ハーバード大学や国内大学等の学生に呼びかけ、2012年に実行委員会を結成、同年8月に第1回キャンプを実施しました。
このキャンプのプログラムは、実行委員会の大学生メンバーが、世界のサマーキャンプの研究をもとに、オリジナルにデザインしています。米国大学特有の少人数のセミナーシステムで活動する中で、日本脳高校生が普段の学校生活では気づきにくい、主体的に学ぶことの大切さ、幅広い進路の選択肢の存在に、自ら気づいていくことを目指します。
あらかじめ用意されたカリキュラムを教わることに慣れている、日本の高校生にとって、このサマーキャンプは大きなチャレンジでしょう。それだけに新しい発見、気付きが得られるきっかけになるかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2013年05月22日 10:05