●絶滅危惧植物2013-守ろう地球のたからもの- 筑波実験植物園 (2013年05月15日)
国立科学博物館筑波実験植物園では、5月18日(土)から6月2日(日)まで、企画展「絶滅危惧植物展2013-守ろう地球のたからもの-」を開催します。パネル展示、実際の絶滅危惧植物の展示などで、絶滅危惧植物について知ることができます。
初日の5月18日は「国際植物の日」であるため、入園は無料です。また国際植物の日にちなんだ筑波大学イベント「筑波大学みどり散歩」とのコラボ企画・サイエンスカフェ「生物多様性と私たち」を開催します。この他、6月1日には筑波実験植物園の開園30周年記念公開シンポジウムも行われます。
絶滅危惧植物とは、環境省や各都道府県、市町村が近い将来に絶滅の恐れがあると判断した植物のことで、2012年に環境相がまとめたレッドリスト(絶滅の恐れがある野生生物の種のリスト)によると、日本に自生する約7,000種類の移管食植物のうち、絶滅種と準絶滅種を含む絶滅危惧植物として、1,779種類が指定されています。すなわち日本では、およそ4種に1種の維管束植物が絶滅の危機に瀕しているということです。
しかし日本の絶滅危惧植物の現状や問題点などは、一般には十分理解されているとはいえません。この企画展では、日本の現状や保全活動に関するパネルの展示を行います。子どもから大人まで、絶滅危惧植物について監視を持って学べるように、展示に様々な工夫が凝らされています。
実際に絶滅危惧植物とされている植物の展示の他、自然絶滅したメタセコイア、ベネチテス類といった植物の化石展示もあります。コーナー「化石に触ってみよう」、「企画展スタンプクイズラリー」などの企画で、子どもも楽しめそうです。
展示されている絶滅危惧植物のリストを見ると、案外身近に感じていた植物がその中に含まれていることもあります。もしかして、自分が好きな草花が絶滅の危機に瀕しているかもしれません。絶滅危惧植物の現状や、保護活動について学びに行ってみませんか。
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投稿者 kksblog : 2013年05月15日 08:46