●日本の水族館100年の歴史を知る 海遊館で企画展示・特別講座開催 (2013年05月05日)
日本には約100の水族館があり、国別で世界一とも言われています。国土を海に囲まれ、また昔から食用として、観賞用として魚が身近な存在だったことがその理由として考えられています。
大阪市の天保山にある海遊館では、水族館をもっと知ることができるイベントを開催します。7月7日まで開催している企画展示「水族館の歴史と海遊館」と、週末に全4回開催される『春の特別講座「こんな水族館あったらいいな」』です。
企画展示「水族館の歴史と海遊館」では、次のような5つのゾーンに分けて、100年前以上から人々を惹きつけてきた「水族館」の歴史をたどっていきます。紹介しています。
1. 水族館の夜明け 〜水族館の原点 東洋一の「堺水族館」〜
2. 水族館の冒険 〜チャレンジの時代〜
3. 巨大化する水族館 〜巨大水族館ブームと海遊館〜
4. メイキング オブ KAIYUKAN 〜海遊館に太平洋を作る。〜
5. 地球の未来と水族館
まず1903年(明治36年)にオープンした、国内初の本格的な水族館と言われている「堺水族館」の、110年前の水族館とは思えない斬新な展示手法の紹介からスタートし、戦後のイルカショー、90年代の技術革新による巨大水族館ブームなど、水族館の進化を振り返ります。また、1990年にオープンした海遊館について、当時の最新技術を駆使した建設のエピソードなどを解説します。
特別講座「こんな水族館あったらいいな」では、水族館と海遊館の歴史についてもっと知ることができます。この特別講座は、水族館の歴史を振り返り、海遊館の心臓部を探検しながら、未来の水族館を描き出すもので、5月25日(土)、26日(日)、6月1日(土)、2日(日)の計4回開催されます。対象は小学生以上で、参加費1,500円、参加人数は各回20名・計80名です。往復はがきでの参加申込が必要です。
水族館の歴史を学ぶとともに、「海遊館の心臓部」とよばれる、水槽の水をきれいに保つ役割を果たしている、通常非公開のLSS機械室を特別に見学できます。また参加者には「こんな水族館あったらいいな!」をテーマに絵を描いてもらいます。作品は企画展示室内に掲示されます。
大人も子どももわくわくする水族館、その歴史や役割について、深く知ることができるチャンスです。そろそろ夏の気配もしてくる頃です。涼しげな水族館は家族でのおでかけにもぴったりですね。
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投稿者 kksblog : 2013年05月05日 08:29