●メッセージをロケットにのせて イプシロンロケット応援メッセージ大募集 (2013年04月25日)
JAXAは、2013年夏に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所より、惑星分光観測衛星を搭載した「イプシロンロケット」試験機を打ち上げる予定です。イプシロンロケットは、1955年のペンシルロケットに始まり、2006年に退役したM-Vロケットへと続いた日本の固体ロケット技術を継承したロケットです。
現在公開されているイプシロンロケットの画像は、ボディの横が「???」で隠されています。現在JAXAはイプシロンロケットに対する期待や希望、夢や想いといったメッセージを募っており、それをロケットに描かれるマークの一部として使う、という試みをしています。
募集期間は4月10日(水)から5月7日(火)まで、「イプシロンロケット応援メッセージ大募集」のページに応募フォームがあります。投稿できるメッセージは、日本語の場合は20文字、英語の場合は40文字までです。ここから応募したメッセージがデザインの一部となる訳ですが、応募者多数の場合は抽選となることがあります。
メッセージは、ロケットに向けた期待や希望、宇宙への夢、願いなど、それぞれ自由ですが、もちろん100%オリジナルのものに限られます。投稿されたメッセージは、キャンペーンのPRなどJAXAによる広報活動のため、ホームページや報道各社などに向けて発表される場合があります。
イプシロンロケットは、高性能と低コストの両立を目指す新時代の固体燃料ロケットです。日本で開発された初のロケット、ペンシルロケットは細長い固体燃料を使用していましたが、そこからスタートした固体ロケット技術の集大成がイプシロンロケットと言えます。さらに打ち上げ機器の革新と言えるロケットの知能化、搭載機器の点検をロケット自身が自律的に行うことに挑戦しています。また打ち上げに向けた準備がわずか一週間で行えるというコンパクトな打ち上げシステムにより、ロケットの打ち上げが省力的に行えるようになるのです。
これまでの技術を踏襲しつつ、革新的な進化を遂げようとしているイプシロンロケットは、JAXA、メーカー、地元の人々をはじめ、多くの人々が打ち上げ成功に向けて日々努力を積み重ねています。そんな日本の宇宙開発における期待の星に、あなたの希望や期待、応援の気持ちをのせてみませんか。
イプシロンロケット試験機掲載応援メッセージの公募実施について|宇宙航空研究開発機構(JAXA)
イプシロンロケット応援メッセージ大募集|宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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投稿者 kksblog : 2013年04月25日 15:50