●マリモの保護についての学習をとおして、生物多様性の問題を考える (2013年04月06日)
学習ソフトウェア情報研究センターのホームページに、マリモについて学べるサイト『守ろう!地球いきもの マリモの不思議を学ぶ』が掲載されています。
学習ソフトウェア情報研究センターが、平成23年度子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて作成したものです。マリモの保護をとおして子どもたちが生物多様性を自分たちにとって身近な問題として捉え、考える力を身につけられることを目的にし、同時に、子どもたちが調べる力を育てるためのさまざまな情報を収録し、自ら行動して野外で活動することを支援するための教材です。
特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」保護会の協力を得て、特別天然記念物のマリモや阿寒湖の生態系に環境の変化や特定外来生物が与える影響をとりあげ、これまでに得られた観察データや地域と子どもたちによる保全活動、調査の記録を分かりやすく掲載しています。
「みんなで作る阿寒湖マリモマップ」ページでは、マリモの観察された場所、外来生物ウチダザリガニの生息状況を紹介。「阿寒湖マップ」は、阿寒湖でマリモが生息している場所や生息していた場所、マリモを展示している施設を地図にしています。「観察カード」には、マリモの観察写真が掲載されています。
「学習教材」ページには、マリモに関すること、生物多様性に関することなどを解説しています。どのようにマリモが生長するのか、いま阿寒湖のマリモに何が起こっているのか、なぜマリモが絶滅しそうなのか。マリモが丸く生長するまでの過程から、阿寒湖のマリモの環境の変化、マリモを食べる生き物、マリモを守るために行われている保全活動などを紹介しています。
子どもたちが興味を持ちそうなマリモについて、わかりやすく学べるサイトです。そこから生物多様性について考えるようになるきっかけになるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年04月06日 00:29