●幼稚園と保育所の共有化施設、年々増加傾向に~平成24年度幼児教育実態調査 (2013年04月05日)
文部科学省により幼児教育実態調査がおこなわれ、今回「平成24年度幼児教育実態調査」の結果が公表されました。
幼稚園・保育所がともに設置されている市町村は78.8%(1373市町村)。一方、幼稚園・保育所がともに設置されていない市町村は1.5%(27市町村)でした。
幼稚園が設置されている市町村における公私の割合は、「私立のみ設置」が37.2%(521市町村)と最も多く、「公立のみ設置」が25.7%(360市町村)、「公立・私立ともに設置」が37・0%(518市町村)となっています。
都道府県における幼稚園の行政窓口は、「公立は教育委員会、私立は首長部局」が91.5%(43都道府県)と最も多く、「公立・私立ともに教育委員会」であるのは4.3%(2都道府県)、「公立・私立ともに首長部局」であるのは4.3%(2都道府県)となりました。
市町村における幼稚園の行政窓口は、公立・私立幼稚園が設置されている市町村では、「その他」を除けば、「公立・私立とも教育委員会」が31.5%(163市町村)で最も多くなっています。
幼稚園と保育所の共有化施設(認定こども園を除く)は、私立は微減したものの、全体としては、年々増加傾向にあり、24年5月1日現在で531カ所でした。
幼児教育に関する政策プログラムの策定状況について「23年度までに策定済み」と回答したのは、都道府県では87.2%(41都道府県)、幼稚園が設置されている市町村では26.0%(364市町村)、幼稚園が設置されていない市町村では7.9%(27市町村)にとどまりました。
未来を担う子どもたちのためにも、私立、公立に関わらず、より良い環境で幼児教育をおこなっていきたいですね。
« 「『教育指標の国際比較』平成25年版」が、文部科学省のホームページで公開されています | トップページへ ヒトの体の動き・構造を徹底解剖!iPadアプリ「temLabBody」 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2013年04月05日 09:34